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天井埋込型vs天井吊型エアコンの比較!金沢市のオフィスに最適な選び方

業務用エアコンの選択において、天井埋込型と天井吊型のどちらを選ぶべきか迷っている金沢市の事業者様も多いのではないでしょうか。それぞれ異なる特徴とメリット・デメリットを持つため、オフィスの環境や用途に応じた適切な選択が重要です。

 

石川県金沢市を拠点とする有限会社真明空調設備では、長年にわたり業務用エアコンの販売・設置工事を手掛けており、多くの企業様から天井設置型エアコンの選択についてご相談をいただいております。本記事では、天井埋込型と天井吊型それぞれの特徴を詳しく解説し、金沢市のオフィス環境に最適な選択方法をご紹介します。

 

天井埋込型と天井吊型の基本的な違い


業務用エアコンの天井設置型には、大きく分けて天井埋込型(カセット型)と天井吊型の2種類があります。それぞれ設置方法や性能特性が異なるため、オフィスの条件に合わせた選択が重要です。

 

天井埋込型エアコンの特徴

天井埋込型エアコンは、天井に本体を埋め込んで設置するタイプで、室内からは吹出口部分のみが見える構造です。4方向吹出しタイプが主流で、室内全体に均一に風を送ることができます。

外観性能

デザイン性:天井と一体化するため、室内の美観を損なわない

設置感:吹出口のみが見え、存在感が少ない

インテリア調和:パネル色の選択が可能(白・ベージュ・黒など)

空調性能

送風方向:4方向または2方向への均一な送風

温度ムラ:室内全体の温度が均一になりやすい

気流制御:人感センサー搭載モデルで効率運転が可能

「参照:ACNエアコン」

 

天井吊型エアコンの特徴

天井吊型エアコンは、天井から直接吊り下げて設置するタイプで、本体全体が室内に露出した構造となっています。主に1方向への送風となりますが、風量が強く遠くまで風を送ることができます。

項目
天井埋込型
天井吊型
設置方法
天井に埋め込み
天井から吊り下げ
送風方向
4方向または2方向
主に1方向
室内機の高さ
約15~20cm
約25cm
風到達距離
中程度(均一配風)
長距離(強風力)

「参照:エアコン総本店」

 

性能とコスト面での詳細比較

両タイプのエアコンは、設置費用からメンテナンス性まで、様々な面で違いがあります。長期的な運用を考慮した適切な選択のため、詳細な比較検討が重要です。

 

設置費用と工事内容の違い

天井埋込型は大規模な天井工事が必要となるため、初期費用が高くなる傾向があります。一方、天井吊型は比較的簡単な工事で設置可能です。

工事費用の目安

天井埋込型(4方向カセット)
本体価格:8~25万円(馬力により変動)
工事費用:15~30万円
工事期間:2~3日

天井吊型
本体価格:7~25万円(馬力により変動)
工事費用:7~20万円
工事期間:1~2日

※詳細はお問い合わせください。

天井埋込型では、天井に大きな穴を開ける工事や天井裏のスペース確保が必要となります。建物の構造によっては設置ができない場合もあるため、事前の現地調査が重要です。

 

メンテナンス性とランニングコスト

メンテナンス作業の容易さは、長期的な運用コストに大きく影響します。天井吊型は本体が露出しているため、点検・清掃作業が比較的簡単に行えます。

メンテナンス項目
天井埋込型
天井吊型
フィルター清掃
パネル取り外し必要(やや困難)
直接アクセス可能(容易)
内部点検
天井裏からのアクセス
室内から直接点検
部品交換作業
専門技術者が必要
比較的作業が容易
年間メンテナンス費用
3~5万円
2~4万円

「参照:エアコン総本店」

 

金沢市のオフィス環境に最適な選び方

金沢市のオフィス建物は、比較的天井高が低い物件が多く、また冬季の暖房効率も重要な選択要素となります。地域特性を考慮した最適な選択方法をご紹介します。

 

金沢市のオフィス建物特性

金沢市内の一般的なオフィスビルの天井高は2,500~2,800mmが主流で、建築基準法の最低基準である2,100mm以上を満たしています。しかし、築年数の古い建物では天井高が低い場合も多くあります。

築年数別特性

新築~築10年:天井高2,700~2,900mm、天井裏スペース充分

築10~20年:天井高2,500~2,700mm、天井裏スペース標準的

築20年以上:天井高2,400~2,600mm、天井裏スペース限定的

気候対応性

冬季暖房:足元への暖気供給が重要

夏季冷房:均一な温度分布が快適性向上

湿度管理:梅雨時期の除湿機能が必要

「参照:VIS-PRODUCE」

 

用途別選択ガイド

オフィスの用途や規模に応じて、最適なエアコンタイプが異なります。以下の選択ガイドを参考に、適切な機種を検討してください。

オフィス種類
推奨タイプ
理由
大型オープンオフィス
天井埋込型(4方向)
均一な温度分布、デザイン性重視
細長いオフィス
天井吊型
遠距離送風、効率的な空調
会議室・応接室
天井埋込型(2方向)
静音性、インテリア調和
低天井オフィス
天井埋込型
圧迫感軽減、スペース有効活用
賃貸オフィス
天井吊型
大規模工事不要、原状回復容易
コスト重視
天井吊型
初期費用・メンテナンス費用抑制

「参照:鶴橋冷熱工業」

金沢市の冬季は積雪も多く、暖房効率の良さが重要となります。天井埋込型の4方向吹出しは、足元まで均一に暖気を供給できるため、冬季の快適性向上に優れています。一方、天井吊型は強力な風量で素早く室温を調整できるため、朝の立ち上がり時間短縮に効果的です。

金沢市での選択ポイント

天井埋込型を選ぶべき場合
天井高2,600mm以上で天井裏スペースが確保できる
インテリア性を重視する会議室・応接室
大型オープンオフィスでの均一な空調を求める場合
初期投資に余裕があり、長期使用を前提とする場合

天井吊型を選ぶべき場合
天井高2,500mm以下の低天井オフィス
賃貸物件で大規模工事を避けたい場合
細長い形状のオフィスレイアウト
初期費用・メンテナンス費用を抑制したい場合

また、金沢市では湿度の高い梅雨時期や冬季の結露対策も重要です。天井埋込型は除湿機能付きモデルが豊富で、年間を通じた快適性確保に優れています。天井吊型でも最新モデルでは高性能な湿度制御機能を搭載した機種が増えています。

 

適切な選択で快適なオフィス環境を実現

天井埋込型と天井吊型の業務用エアコンは、それぞれ異なる特徴とメリットを持っています。金沢市のオフィス環境においては、建物の構造や用途、予算に応じた適切な選択が重要です。

天井埋込型は優れたデザイン性と均一な空調性能を提供しますが、初期費用とメンテナンス性の面で考慮が必要です。一方、天井吊型は設置の容易さと強力な送風能力が特徴で、コスト重視の場合に適しています。

石川県金沢市での業務用エアコン選択でお悩みの際は、建物の条件や使用目的を詳しく検討し、長期的な運用コストまで含めた総合的な判断を行うことをお勧めします。適切な機種選択により、年間を通じて快適で効率的なオフィス環境を実現できます。

 

お問い合わせはこちら


有限会社真明空調設備は金沢市を拠点に空調工事や業務用エアコン工事を行っております!
〒920-0377 石川県金沢市打木町東1406
TEL:076-287-3435 FAX:076-287-3442
※営業・セールス目的の問い合わせはご遠慮願います。

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